【春場所】若隆景が1敗キープ 賜杯レースは高安とのマッチレースかマッチレースの様相だ。大相撲春場所12日目(24日、大阪府立体育会館)、関脇若隆景(27=荒汐)が幕内琴ノ若(24=佐渡ヶ嶽)を寄り切って1敗をキープ。一時は土俵際まで押し込まれるが、落ち着いて右の
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マッチレースの様相だ。
大相撲春場所12日目(24日、大阪府立体育会館)、関脇若隆景(27=荒汐)が幕内琴ノ若(24=佐渡ヶ嶽)を寄り切って1敗をキープ。
一時は土俵際まで押し込まれるが、落ち着いて右の下手を取り相手を土俵外に追い出した。
トップを死守した取組後は「体が動いているので下からの意識で相撲を取った」といつも通りの言葉を並べた。
11日目に、それまで全勝だった幕内高安(田子ノ浦)に土をつけ単独首位の座から引きずり下ろすと、この日は1差で追走していた琴ノ若を退けて賜杯戦線から後退させた。
安定感抜群の相撲で優勝争いのライバルに相次いで勝利するが「特に意識はない。
一生懸命相撲を取っているだけ」とだけ語った。
結びの一番で大関御嶽海(出羽海)が、高安に敗れ3敗目。
こちらも後退となり優勝争いは若隆景と高安の一騎打ちの様相を呈してきた。
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